今、何もできなくて焦っています

・何かしないといけないと思いつつも手も足も思うように動かない

　1人暮らしは自由であるとともに、大事な選択の時にあらゆる誘惑に1人で勝たなくてはいけない。それはゲームであったり、バイトであったり、食事であったりする。誰かが止めてくれることも、誰かに引っ張てもらうこともできない。1人暮らしには向き不向きがある。だけど「大学生活を送りたい」「実家の近くに大学がない」「親から逃れたい」、そんな思いを抱えて1人暮らしを選択する人もいるのだと思う。

・とりあえず不安を感じるまで遊んでみよう。

　不安を感じるまで遊んでみるというのも一つの手であると思う。真面目で神経質であったり、周囲からの目線を気にする人ならかなり早い段階で気づくだろう。「このままではやばい」ということに私は気づけなかった人間であるからそうした人がとてもうらやましい。気づくのが早ければ早いほど、行動に移すのが早ければ早いほどその不安を解消できる可能性は上がっていくだろう。ただ、ここで気を付けたいのはどのような人でもどうしようもない大きすぎる漠然とした不安は不安で置いておくのは辛すぎるので、それはなぜ解消できないものなのか、どのようにして他の人がこの不安から逃れているのかを知ってみることがいいだろう。

・相談場所を吟味する。

　なかなか大事なことなのだが、私が出会ってきた中でも多くの人がこの工程を無視する。皮膚の悩みについて例えると分かりやすいだろう。思春期などで肌にニキビが広がっているときに、顔を洗ったり、ビタミン剤を飲んだり、様々なことを試すかもしれない。それらの対策のために、多くの人はこのインターネットをつかってニキビの原因を探したり、ドラッグストアなどでニキビ対策のクリームなどを買い込んだりするのかもしれない。だが、病院に行くということをする人は案外少なかったりする。少なくとも私の周囲では、だが。皮膚科の先生にニキビができやすい原因やそれらの対策を一緒に考えてもらう。専門家を頼るということは、最後まで放置されるのはどうしてだろう。今、抱えてる悩みをどうにかしたいと思ったとき、適当な相談所に行って的外れな提案をされたり、詐欺商材に引っかかったり、大きくお金を使ってしまうくらいならその問題を解決するための専門家や公的に信頼できる機関を頼ろう。

「今なにもできなくて焦っています」という人へ

「みんな同じ」という言葉は、今まさに焦っている人には案外効果が無かったりする。その言葉で片付けられることより、自分の頭の中で未だ抽象的であるものを具体化するために相談しに来ている人がほとんどだからだ。ただ、焦っている人もまた、抽象的すぎる悩みは少しばかり紙に書き留めて、どのような人でも理解しゃすいように整理しておくと、案外問題の具体化はスムーズに進むかもしれない。